住まいの断熱の話

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コロム

2018.12.05

この時期の住まいのお悩みに「家が寒いので暖かい家にしたい」が多く聞かれます。
築二十数年以上経過している家に暮らす方のほとんどが「家が寒い」とお話されます。

室内で暖房を入れても熱が逃げてしまって、いつまで経っても暖かくならないでは、
光熱費もバカになりませんし、室内が乾燥して健康にもよくありません。
そこで「暖かい家」にするためのお話をしたいと思います。
建物の外周を「断熱材」で包むことで断熱効果を高めます。
床下、外壁、天井または屋根などには断熱材ですっぽりと包むことで、夏の暑さや冬の冷たい外気から守ります。
この断熱材は断熱性能の優れているものを使いたいですね。
ぶ厚い断熱材だったら性能も高いのではと思われがちですが、
衣類で例えると重ね着をしなくてもヒートテック肌着のように、薄くても暖かい断熱材があります。
性能の低い断熱材を使おうとすると断熱材の厚みは厚くしないと断熱性能は確保できません。

断熱材には色々なものがあります。
極細ガラス繊維でできているグラスウール、鉱物でできているロックウール、綿や新聞紙などが原料のセルロースファイバーなとがよく使われます。
コストと性能を考慮してどの断熱材を選ぶかを施工会社と相談して決めます。
それぞれの断熱材を効果的に性能を確保するためにもその会社が慣れている断熱材を使うことをお勧めします。

次回は、「窓で断熱」です。

設計コンセプト

私たちは、一生に一度の大切な家づくりをお手伝いします。