失敗しない家づくり「家づくりに必要なお金を考えてみよう」

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コラム

2018.04.28

家づくりのプロだから知っている情報を、これから家を建てるあなたにお伝えします。
「家づくりに必要なお金を考えてみよう」

新しい家での暮らし方をイメージしたら、次に現実を見据えることが必要です。

それは、お金・・・です。

理想の家づくりを現実のものにする為に必要なものが「資金計画」です。
ほとんどの場合、住宅会社が基本的な物は作ってくれます。

「資金計画」の中にはどんな項目が入っているのでしょうか?

実は、住宅会社によってまちまちなんです。
単に建物の金額、土地の金額、ローンにかかる諸費用の会社もあれば、
地盤改良予想額、登記費用、祭事費用、エアコンなどの設置費用、引っ越し費用まで
細かい内容を書き出す会社もあります。
会社が提示してくれる項目とは別に、新しい家で必要な家具や家電などもあらかじめ項目に入れておいた方がいいです。

まず最初に把握しなくてはならないことは、家づくりにいくらまで使うことができるか。
ポイントは、3つです。
まず1つめは、自己資金があるかどうかです。
貯金の確認をして使っても問題のない額がいくらなのか。
親御さんからの援助があるかどうか。
これで、手持ちの自己資金がわかります。

2つめは、住宅ローンを組んだ時に無理なく返済できる金額がいくらなのか。
この返済可能な金額から、いくらまで借りることができるかを把握します。

3つめは、生命保険や傷害保険、住宅ローン以外のローンの見直しです。
とくに保険はお付き合いで小さいものを数多く支払いしていませんか。
また、車のローンなども住宅ローンより金利が高いと思われます。
これらの見直しをすることで返済額を下げることができ、結果として借入可能額を上げることができます。

ローンのショミレーションは銀行のホームページで確認することができますので、このサービスを使ってみる方法もあります。

あなたの家づくりに使える金額は、「自己資金」と「借入金額」を足した額です。

でも、ほとんどの人が当初予算をオーバーしています。
それは、設備や仕様を決める時に、より性能の良いものを選び 追加金額が発生するからです。
そうならないように、「目標予算」と「ここまでなら出せる金額」の2つを準備して、家づくりを始めて欲しいと思います。

新築したからと言って夢のような生活が始まるわけではありません。
ごく当たり前の生活を送る事になります。
その日常生活の中で、家族が楽しく暮らすために安全な資金計画をしてください。

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